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「あれが初めてのスピーカーだったな」
『えぇ。プログラムシミュレーションでは100%完璧でしたが、実践では緊張してしまいました』
「全く、滝本の奴が寝坊なんかするから俺に任務が廻っちまったじゃねぇか・・・」
『バディ』
「何だ」
『―そんなの、バディらしくあります』
「・・・!」
『本当は、滝本様に感謝しているのでは無いのですか?』
「・・・なっ、何故俺が感謝しなければならないんだ・・・」
『照れてますね。』
「照れてない!」
『そんなに怒らないで下さいバディ。バディは前から私を滝本様に自慢なされたではありませんか』
「そ、それは・・・」
『素直になってください。バディはキリッとなされてる方の、桐原大貴が一番です。うちなる想いがない、桐原様が私は好きです』
「サード・・・」
『バディ、珈琲、入りました』
「えっ、あっあぁ」
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