プロローグ

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毎日が退屈でしょうがなかった彼女に、ある変化がもたらされた。 「あなたは誰ですか?」 それは机の落書きだった。 だがその落書きが二人を引き寄せた。 そして運命は二人を繋ぎ、落書きを始めた者と彼女は結ばれた。 想いが詰まったその机は彼女専用であり、誰も座わってはいけない、いや‥誰も座ろうはしなかった。 それは、誰もがこの落書きのような運命を信じたかったから。
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