エピローグ…

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問題の一つ目は弁天様だ… やはりこのまま同居となると…成人男子的に困る事も増える。二つ目は園部カスミの入所に因って生じた人間関係の歪み…シルフィとカスミである。 現状としては特に問題ないものの、下手をすれば…俺を中心として宇宙戦争が勃発するやも知れない… 重要なのが三つ目だが… そう…俺の未来だ!? ある日突然訪れた、急転直下且つ疾風怒濤且つ千変万化な俺の人生は、この先どうなるのか… そんな事を考えつつ園部カスミと共に廊下を進み、扉を開いた応接室の向こうからは… 「おはよ~さん!今日もナイスな朝やで~」軽快な関西弁と…「おはよう御座いますですゎ~功太さん!」と微妙な丁寧語。そして… 「おはようっ!今日もニカッと頑張っちゃお~かなっ!」怒声とも取れる挨拶が俺を迎え、脳内では… 『クックックッ、今日も愉快な一日になりそうだのぉ…』と…意地悪な笑いが響いていた…
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