一一始まり

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夢を見た 変な夢だ 真っ暗で俺は独り立っていた。 武装と二つの槍は 敵の返り血らしき液体がべったりとついていた。 …顔も同様に 無意識に歩を進めると、足の一部分、この地とは違う感触を覚える。 …何か踏んだみたいだ。 一度片足を後ろに引き、拾いそれを見つめる。 …鉢巻きだ 俺と似た… いや、同じ物だろうか? そう思い鉢巻きから目を逸らし顔を上げると “……” …人だ。 顔は後ろを向いて分からない。 だが、俺はそれ(人)を見た途端…… 寒気がした。後ろ姿でその人物が誰か分かったからだ。 その人物は… 一一一一俺 一一一一一一自身だったから 【戦国BASARA-闇に目覚めし虎の若子-】
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