143人が本棚に入れています
本棚に追加
夢を見た
変な夢だ
真っ暗で俺は独り立っていた。
武装と二つの槍は
敵の返り血らしき液体がべったりとついていた。
…顔も同様に
無意識に歩を進めると、足の一部分、この地とは違う感触を覚える。
…何か踏んだみたいだ。
一度片足を後ろに引き、拾いそれを見つめる。
…鉢巻きだ
俺と似た…
いや、同じ物だろうか?
そう思い鉢巻きから目を逸らし顔を上げると
“……”
…人だ。
顔は後ろを向いて分からない。
だが、俺はそれ(人)を見た途端……
寒気がした。後ろ姿でその人物が誰か分かったからだ。
その人物は…
一一一一俺
一一一一一一自身だったから
【戦国BASARA-闇に目覚めし虎の若子-】
最初のコメントを投稿しよう!