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『ねぇねぇ！
陽菜聞いて～♪
入学して３ヶ月位経った７月。
仲良くなった友達の有美が朝一番から凄い興奮して話し掛けてくる。
『どうしたの？』
首を傾げると、有美はとある雑誌を見せる。
それは薄いしロ－カル情報誌みたいなもの。
『この雑誌にベル友達募集って載せたの！
そしたら何と昨日1日で２００件！』
２００？！
私達が高校生の頃はポケットベルが流行ってて、女の子はみんな持ってた。
公衆電話にテレホンカ－ドを入れては＊２＊２を押した後…
素早く指で言葉を入れる。
当時、友達の有美は出会いを求めて登録をしたらしい。
時期はもうすぐ夏休み。
高校生だし…
彼氏の欲しい年頃だった。
有美は思い立ったように言った。
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