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『今さら何で』ってなんて
言いたくないよ････
無理やり押し込んだ
気持ちがまた､溢れて
来ちゃいそうで｡
本当は､忘れたくない｡
忘れたりなんかできない｡
今まで見てきた
夢なら もうとっく
に覚めてるのはずなのに｡
どうしてこんなに
涙が止まらない？
俺､こんなに弱かったっけ････？
まだ幸せな微睡みの
中にいたいのに､
ひろのわずかに
残った温もりを
感じていたいのに､
雨が俺にあたるたびに
現実に引き戻されて行く｡
｢･･･ごめんねひろ･･･
泣かないなんて､やっぱ無理っ･･｣
今なら雨が隠してくれるから･･･
ねぇ､宏光･･･
｢弱くてごめんね､････｣
end.....
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