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「ぐずっ...ずっ...//」
「みっ..くん...?」
「あ、太....輔...ぐずっ..」
「どう...したの?」
俺が風呂からあがって
リビングに行くと
みっくんが肩を振るわせ
ながら泣いてた。
ぎゅっ....
「...ゆっくりでいいから...
話してみて...?」
俺がそう声をかけると、
「...ん、...」
君は頷いて、話し始めた
「俺っ、どうしたら
いいかわかんなくてっ...」
「うん..」
「 せっかくの..ぐずっ//..Mステで.. 失敗しちゃって...!!//」
なあんだ、
...そんなこと気にしてたんだ
「宏光?」
「ぐずっ..//な...に?」
ちゅっ──
君を安心させようと
いつもより少し長く重ねた唇。
「...っ//はあっ..長いっ..//」
そう照れながら
下を向く君が、
たまらなく愛しくて...
「宏光...?【失敗は成功のもと】失敗だらけの俺にいつもそう言ってくれてるのは宏光でしょ.?」
「──っ、でもっ...」
俺は宏光の唇に人差し指をおいて、これから君が言おうとしていたであろう言葉を止めた。
「...大丈夫。俺がいるから、」
「あんなに頑張って練習したし、やれることは全部やったでしょ?だから自信もってよ。あの失敗のことは誰も攻めない、いや、俺が攻めさせないから。」
「たい...すけ..」
「ねっ?だから...、元気出して?」「っ.....そだな、!ありがと太輔っ」
うん。やっぱり君は
泣き顔より笑顔のほうが似合ってるよ
end...
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