Smile

2/2
前へ
/7ページ
次へ
「ぐずっ...ずっ...//」 「みっ..くん...?」 「あ、太....輔...ぐずっ..」 「どう...したの?」 俺が風呂からあがって リビングに行くと みっくんが肩を振るわせ ながら泣いてた。 ぎゅっ.... 「...ゆっくりでいいから... 話してみて...?」 俺がそう声をかけると、 「...ん、...」 君は頷いて、話し始めた 「俺っ、どうしたら いいかわかんなくてっ...」 「うん..」 「 せっかくの..ぐずっ//..Mステで.. 失敗しちゃって...!!//」 なあんだ、 ...そんなこと気にしてたんだ 「宏光?」 「ぐずっ..//な...に?」 ちゅっ── 君を安心させようと いつもより少し長く重ねた唇。 「...っ//はあっ..長いっ..//」 そう照れながら 下を向く君が、 たまらなく愛しくて... 「宏光...?【失敗は成功のもと】失敗だらけの俺にいつもそう言ってくれてるのは宏光でしょ.?」 「──っ、でもっ...」 俺は宏光の唇に人差し指をおいて、これから君が言おうとしていたであろう言葉を止めた。 「...大丈夫。俺がいるから、」 「あんなに頑張って練習したし、やれることは全部やったでしょ?だから自信もってよ。あの失敗のことは誰も攻めない、いや、俺が攻めさせないから。」 「たい...すけ..」 「ねっ?だから...、元気出して?」「っ.....そだな、!ありがと太輔っ」 うん。やっぱり君は 泣き顔より笑顔のほうが似合ってるよ end... .
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

199人が本棚に入れています
本棚に追加