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「だからどうしたの、あんな訳の分からない法案を考えたのはアレを実行するため?」
訳の分からない法案とは『日本技術進歩法案』の事だろう、狂児はクッと笑うと怖いが似合う笑みを見せながらそう言った
「そうだ…今の日本は軍事力では圧倒的に他国とは不利な状況だ、それを覆すには核でも作ればいいか、いやそんな物を作らずとも、それすらも物ともしないロボットを作ればいいではないか」
「…………」
そんな夢物語の様な事を言い出す狂児、それを黙って聞く愛流は睨む目を止めない
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