『マスター、行ってきます』

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「…幽霊ねぇ」 「はい、そうみたいなんですよ…」 あの後、中に入った真理はその目の前にある動く物体を調べ尽くした、そしてその童顔で性別の分かりづらい顔に、自らの小さい頃の服を着せたそのロボットは自ら作った物に変わり無かった 「ホントにマジで幽霊な訳?」 「だから何度も言ってますけど、ホントに幽霊なんですってば!」 しかも自らの事を幽霊と言って、そして何故か頭のてっぺんから通称触角(あほ毛)と呼ばれるピンと伸びた髪の毛まで増えている 「信じてくださいよー!」
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