それは突然

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……人……か…。ドアを開けて思った。 えっと…蒼、紅、茶、橙…いや、迷彩?で、黒に緑に紫に藍で…後、黄…… ふと思う…何故ゲームの世界のキャラクターが此処に居るのかと……そして何故自分の家に居るのか――夢か偶然かはたまた必然なのか…ただただ目の前に居る者達を見て少なからずの異常…を感じた… ――武将と忍びが人ん家でぐっすり眠ってやがるよ…有り得ないよね…それとも寝てる途中なのかな…?だったら気配で気づく筈だよね…うん… 色んな意味で起こすのがめんどくさいし眺める事にしようか… ドアを開けたまま中に入る…けど現実はそう甘くは無いらしい……現に今首筋に冷たい刃物が充てられている。全く…寝ていたくせに起きた上こうされると何とも言えないね…… 「……あんた…何処の間者…?」 冷たくて淡々とした声…。普段とは違うねぇ…さすがというか何というか………とりあえずこの状況をどう打破しよう?
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