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「おい!
見れんかったら、明日話せよ」
藤原は振り返らず、
右手を挙げた。
さて。藤原がシーツを代えてくれたようやし、寝るか。
俺はベッドに潜り込み、
目を閉じた。
藤原と同じ夢がみれますように。
…なんか、乙女ちっくなお願い事やなこれ…。
気がつけば、俺は楽屋にいた。
それも大部屋で他にもたくさんの芸人がいる。
ブラマヨさん、チュートさん、オードリー、U字工事、ロザン、はんにゃにナイツ。
今、売れてる奴らばかりやん。
その全員が緊張した面持ちでコの字に置かれた長テーブルの椅子に座っている。
やけど、全員何か違うと思った。上手く言えんけど、雰囲気が違うような…?
「貴」
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