【比翼連理2 -藤原-】

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「…今日、泊まってくの?」 「そやなぁ、もう帰んの面倒やし 泊まってこうかな」 機嫌よく左手首にブレスレットをはめながら貴は答えた。 「あんなぁ、今日はあかんねん」 「…なんでや」 おおっと! もう声に凄みが入りましたよ〰💧 「ほら、明日早いし…」 「俺も一緒や、ボケッ!」 「やって、貴が隣におったら、 俺、手を出しちゃうやろ…?」 「あん?」 「そしたら、起きれんくなるんやないかなぁって…」 「変やな…」 どきんっ 貴は目を細めて、 俺に近づく。 「お前の口からそんなんでるなんて信じられへん。 いつもは逆やろ?」 「いやいやいや、 俺も大人になりまして…」 「いーや、おかしい! お前、もしかして…」 ヤバい…! 「また変な夢を 見てるんやろぉぉぉぉ💢💢!?」 はい、怒られましたぁ! その通りです!! そう、はるかの夢で終結した数日後からまたおかしな夢を見始めていた--- ー比翼連理 了ー
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