1.合格発表

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「…………336……………あった…………あったあぁぁぁぁっ!!!!!」 自分の番号を見つけ、嬉しさのあまり思わず叫んでしまった私。 「あった!!あったよぉ~~!!」 「茜ちゃん!!良かったね!!」 「うん!!ありがとう、源おじいちゃん!!」 この人は、私の祖父の井上源三郎(イノウエゲンザブロウ)おじいちゃん。 とっても優しいおじいちゃんなんだ♪ 今日は一人で見に来るのが心細かったから、一緒に来てもらったの。 「…本当に良かった……」 「…源おじいちゃん」 源おじいちゃんの顔を見ると、少し涙目になっていた。 「この高校に受かる為に、茜ちゃん、一生懸命勉強を頑張っていたからね……。よく頑張ったね。お疲れ様」 そう言うと、源おじいちゃんは優しく微笑みながら、私の頭を撫でてくれた。 「茜ちゃん、おめでとう。私も嬉しいよ」 「えヘヘ///ありがとう///」 頭を撫でられるのって、なんだかくすぐったいや///
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