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「…………336……………あった…………あったあぁぁぁぁっ!!!!!」
自分の番号を見つけ、嬉しさのあまり思わず叫んでしまった私。
「あった!!あったよぉ~~!!」
「茜ちゃん!!良かったね!!」
「うん!!ありがとう、源おじいちゃん!!」
この人は、私の祖父の井上源三郎(イノウエゲンザブロウ)おじいちゃん。
とっても優しいおじいちゃんなんだ♪
今日は一人で見に来るのが心細かったから、一緒に来てもらったの。
「…本当に良かった……」
「…源おじいちゃん」
源おじいちゃんの顔を見ると、少し涙目になっていた。
「この高校に受かる為に、茜ちゃん、一生懸命勉強を頑張っていたからね……。よく頑張ったね。お疲れ様」
そう言うと、源おじいちゃんは優しく微笑みながら、私の頭を撫でてくれた。
「茜ちゃん、おめでとう。私も嬉しいよ」
「えヘヘ///ありがとう///」
頭を撫でられるのって、なんだかくすぐったいや///
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