102人が本棚に入れています
本棚に追加
『ア"!!イタ‥すいません』
前を向いた途端
誰かにぶつかったのだ
「恐がらなくても大丈夫だから^^」
そう言われ顔を上げると
さっきまで後ろに居た一人
ニコっと笑ったその笑顔に一瞬和んだ
ちょ!!まっ!!違う!!!
そんな事より
え?何?瞬間移動?
え なにそれこわい!!!
恐がらなくても?
無理無理無理無理!!!!
後ろからも3名が私に近づく
『なに?なんなんですか!!
大声出しますよ!!!』
震える声で言った
すると背が一番高い男性が
話しかけてきた
「恐がらないで下さい。
僕達が見えるのと
僕達の声が聞こえるのは
あなただけなんです」
なに言ってんの‥
声が聞けるのは私だけ?
姿が見えるのは私だけ?
ま‥まさか ゆゆゆ幽霊??
『‥‥‥』
「信じて無いよ?」
「あぁιι無理もないねιι」
「ちょっと見ててね?」
そう言って
声に特徴がある男性が
次々と通行人に声を掛けてゆく
先程私が見た光景と一緒だ
無視 み-んな無視
無視=見えていない‥
「信じてもらえた?」
そして私は
恐る恐る聞いた
『おばけな‥の』
これが彼等との
出逢いだった
最初のコメントを投稿しよう!