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訓練場に着くと
バーダクが何やらボックスからものを取り出していた
バーダク「あった!ないかと思っちまったじゃねぇーか」
ラグナ「何を探してたんですか?」
バーダク「あ~、この鉄刃をちょいと探しててな」
ラグナ「先生は確かハンマー使いのはず。太刀なんか出して何に使うんですか?」
バーダク「な~にをバカなこと言ってんだ。お前は今日卒業すんだろうが。ハンターになったからには武器がないと戦えないだろ。だから鉄刃をお前にやるために探してたんだよ」
ラグナ「それじゃこの鉄刃は俺のものになるってことですか!?」
バーダク「そうに決まってんだろ。このむらで太刀を使うやつはいないんだからよ」
ラグナ「ありがとうございます!!」
バーダク「あ~、後卒業書持ってけ。この卒業書はお前のハンターIDにもなるからなくすなよ!んじゃ頑張れよ!」
そう言ってバーダクは訓練場の奥に入って行った
ラグナ「やったぜ!!これで俺も一人前のハンターだぜ!親父待ってろよ…」
ラグナは喜びと決意に満ちていた。
これから待ち受ける運命も知らずに…
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