マーガレット

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僕の好きな短歌に こんな歌がある。 ―名前って何?― 薔薇という花の名前を 別の名前に変えても 美しい香りはそのまま。 ―――――― 名前なんてなくても 確かに花には 香りと色彩が色付く。 そんな素敵な花達を 僕は誇らしく思う。 日常は 花をすくすくと 成長させる。 けれど、 僕は何だか凡庸な毎日を ただ何となく生きている。 そんな気がした。
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