マーガレット

15/20
前へ
/49ページ
次へ
「それから私。 もう一つ 好きな物があるんです。」 座っている彼女は 姿勢を僕の方へと向け、 こう言った。 「お花です。 詳しくは無いんですが、 見ていると 幸せな気持ちに なれるっていうか とても気持ちが 和らぐんです。」 彼女が先程までの 悲しい表情をせず、 嬉しそうに喋るのを聞き、 僕は本当に 花が好きな子なんだなぁと 感じた。
/49ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加