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まず。私の病名は微小変化型ネフローゼ症候群というもの。所謂腎臓病の一種です。
20歳の、秋…9月の終わりだったかな。夜凄くお腹痛くなって。緊急で近くの病院へ行き、膵炎の疑いがあり三日三晩絶飲絶食で緊急入院。
栄養はもちろん点滴で補充。
…その時、異変が起きた。
点滴でばんばか水分入れてんのに尿が出ない。
こりゃあ膵臓じゃない、腎臓だ…大きい病院へ回ってくれ。
そうしてバタバタとタクシーで搬送された市民病院。私の全身は朝青龍のようにむくんでいて、とてもじゃないが点滴が入れられない。その時の私の血中アルブミン(いわゆるタンパク質)が0.4(普通は高くて4.0らしい)で、このままでは命に関わる。透析は避けたい。
訳のわからないまま苦しいまま、首筋にチューブ突っ込まれて一ヶ月ベッド上から動けず。
第一回、闘病生活の始まり。
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