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「てめぇ…俺に了承を得てから食えよ…!!」
「え、あ…ι」
紅のこめかみには、青筋が浮かんでいる。
「犯されてーのか…?」
「ひぃいぃいっ!!こ、紅!!声のトーン下げないでー!!ι」
水銀は、目に溢れんばかりの涙を溜めて紅を見た。
「ま、冗談は置いておいて…」
「え…今、なんて…?」
「あ?だから冗談だって」
「じょ…冗談!!…てっきり俺の処女が奪われるかと…」
「~~…!!口に出して言うな!!//恥ずかしい奴だな!!////」
「あ、顔真っ赤~…紅ってツンデレ?」
「知らねーよ!!んなモン!!////」
ガタンッと勢いよく音を立てて、椅子から腰を上げる紅。
「紅どこ行くの~?」
「外出て来る!!///」
紅は足早に出入口へと歩いていく。
「あ、待ってよ!!俺も行くって」
水銀は椅子から立ち上がり、焦ったように紅を追い掛けた。
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