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「なっ…それってマズいんじゃねーの…!?」
「あぁ…」
水銀はかなり焦ったようにあたふたしている。
「どうすんだよ!神域の奴らが動き出した…ってことは、こっちに下りてくるってことだろ!?それって…!」
「……そう」
「――殺し合いだ…」
「っ…!」
冷静すぎる紅、それを落ち着かない瞳で水銀は見た。
「アイツらと俺らの戦争が始まる…」
「……ッ」
「この世界を好き勝手にはさせねぇ…ッ!」
そして、紅はキッと割れた空を睨み、水銀を連れて家へと引き返した。
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