怪しい建物

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ガガガガガ…ドカンッガシャッ…ガガガガガ… 「ホントうるさぃ工事音だね…何が建つの、ここ?」 「知らねぇー。みやび!お前のじっちゃんに聞いてねぇーのかょ。」 「それがじっちゃん詳しく教えてくれなぃんだ…、なんか実験がどーのこーのだとか、超音波がどーのこーのだとか、良くわかんね!」 「珍しいね、みやびちゃんのおじぃちゃんだったら、ちゃんと説明してくれるのにね?」 「そぅなんだょ、なんか最近じっちゃん変なんだょ。何をやってても上の空で、ぼーっとしてるんだ。口を開けば、仕方なぃんだ、仕方なかったんだ…ワシはこの島を…ってばっかり言ってるし…」 「ははっ、そろそろボケちまったんじゃねーの?(笑)」 「うっせー、元矢コノヤロー💢」 「あっ、危ないょ、みやびちゃん💦」 「いぃんだょ、コイツにはこれくらぃやってやんなきゃ!」 そぅ言って、みやびはオレにヘッドロックをかけた。 「いててて!マジぎぶぎぶ!ごめんて!💦」 みやびは柔道、合気道、空手を習ってるから痛さは半端ない。
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