三年前

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やはりまだ子供だ。声がまだ変わる事がなく、まだ声が高い。 「僕からは以上です」 コーディエル卿…ノアは笑顔で席に着く。 そしてシルヴィアは、ノアの策を聞くと目をつぶり、深く考える。 数秒考えたままだったが、目を開いてノアを見る。 「コーディエル卿。貴方のその案を採用する。直ちに作戦に移る。担当官は作戦遂行のために行動せよ、以上をもって解散とする」 『はっ』 指揮官達は敬礼をすると天幕から出て行く。 「コーディエル卿、貴方は残って欲しい」 シルヴィアは、ノアにそう言うと、「はい」と言ってその場に残る。
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