三年前

2/15
11468人が本棚に入れています
本棚に追加
/451ページ
東大陸の天空の帝国が謎の侵攻を開始していた頃、 神聖トランスヴァールも南の蛮族掃討のため、南方へ遠征していた。 神聖トランスヴァールは西大陸の北部の山脈、中部大平原を治め、南部には二つの統一国家を形成する。 神聖トランスヴァールでは、二つの国を蛮族と呼び、長年の大半を二つの国家の遠征に費えされる。 今回もその二つの国家の一つ、エンスバッハという国に攻め入った。 攻勢は大成功に終わり、大幅な占領地を獲得した。 この遠征軍を率いたのが、全大陸にその名を轟かす若き常勝将軍シルヴィア=リーネ=トレイズバーン。 かの"神狼シルヴィア"である。
/451ページ

最初のコメントを投稿しよう!