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東大陸の天空の帝国が謎の侵攻を開始していた頃、
神聖トランスヴァールも南の蛮族掃討のため、南方へ遠征していた。
神聖トランスヴァールは西大陸の北部の山脈、中部大平原を治め、南部には二つの統一国家を形成する。
神聖トランスヴァールでは、二つの国を蛮族と呼び、長年の大半を二つの国家の遠征に費えされる。
今回もその二つの国家の一つ、エンスバッハという国に攻め入った。
攻勢は大成功に終わり、大幅な占領地を獲得した。
この遠征軍を率いたのが、全大陸にその名を轟かす若き常勝将軍シルヴィア=リーネ=トレイズバーン。
かの"神狼シルヴィア"である。
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