君との恋愛

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君と付き合って一ヶ月が経とうとしていた。僕たちは、もう三ヶ月間もあの長いメールを毎日していたが、それでも話題は尽きることがなく、毎日楽しくて幸せな時間を過ごしていた。 そしてこの頃から、行く所もなく、しかし会いたかったので、家の近くの廃校になった学校で、二人で会うようになっていた。 だがこの時期は十二月…凍えるように寒かったので、二人とも寒さを我慢しながら震えていた。 『ヤーバイ…寒すぎる』 と僕が言うと君は 『寒いねー…』 と返した。会話がなくなるとこの言葉しか出てこなくなり、どうしようか悩んだ。長い沈黙を、僕は頑張って打ち破ろうとした。 君の震える手を僕の手でそっと包み込み、そのまま君を抱き寄せた。君は一瞬ビクッとしたが、顔を赤らめながらすぐに体を寄せてくれた。君の体は冷え切っていて、すごく冷たかった。 『冷たいね…』 と僕が言うと 『大丈夫、こうしてれば温かくなるから♪』 と恥ずかしそうに、でも嬉しそうに言ってくれた。それがすごく幸せで、抱き寄せている君がすごく愛しくて…僕はこのまま時間が止まればいいのに、などと思いながらこの幸せなひと時を感じていた。 それからは、僕たちは週に二回は会うようになり、いつもこの廃校の場所でお互いを温めあったりしていた。本当に幸せだった。 こんな幸せが、ずっと続くと思っていたのに…
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