32人が本棚に入れています
本棚に追加
明里と愛に近くのカラオケで待ち合わせして只今 カラオケで泣くアタシを呆れた顔をしながら抱き締める明里と愛に
「うわーん、あかりぃ、あぃ~鳴海がぁ」とボロボロと大粒の涙を流しながら二人に抱き付く。
30分して、ようやく泣き止んだアタシは
「ごめんね何か、バカみたいにずっと泣いてて」 と俯いて話すと
「友達でしょっ!普通に何でも話なさい(笑)でもノロケは嫌だけど」と言う明里に
「アンタはほんまに昔から放ってかれへんなぁ、 やっぱりアタシ達がおらんとあかんな」と明里にウインクする愛。
「二人ともっ!ホントにありがとう、でもな?さすがに側に鳴海がおらんのは辛いわ」と溢すと
「それは分かるけどなぁ、鳴海君の気持ちも考えたん」?と愛。
「そ、それは・・・」と思わず小声になるアタシ。
明里はもう3年も大事な彼氏と遠距離恋愛をした経験があり、
明里が「遠距離でもお互いの気持ちが繋がっていたら、愛し合っていたら 絶対に大丈夫っ!」
経験者のアタシが言うんだから、ねっ!と力強く優しく笑う。
「ありがと、二人とも。でもまだ気持ちの整理が出来ないから、ごめんねっ!」
とその場を逃げるように走り出すアタシがいた。
最初のコメントを投稿しよう!