第一話 僕らの距離

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病室について鳴海の姿を見ると痛々しくて、思わず目を瞑ってしまった。 その後でアタシは「鳴海~!鳴海っ!アタシはいつでも目が覚めるまで側にいるから 早く目を覚ましてねとひたすら祈るアタシ。 一緒に駆け付けた明里と愛と明里の彼氏の騎士君と愛の彼氏の哲哉くん 皆が口々に心配そうな顔をして徹夜でつきっきりで皆がいてくれるらしい 一人じゃとても今の状況に耐えられないから皆がいて良かったっ! アタシは皆が寝ても、ずっと起きていて鳴海の手を握ってた 気付いたら少し寝てたらしいけど、鳴海が目が覚めるまで朝になったからアタシの仕事先にも休みの連絡を入れて ずっとずっと鳴海の側にいたかった。。。 もう遠距離になってもいいから鳴海がいなくなるのだけは嫌だった。
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