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「言ってくれてありがとう。かなり衝撃的やったからビックリしたけど。そんなんで店来なくなるとか無いから。」
と真面目な顔で言った。でも春香は言わなければ良かったと後悔していた。
純の顔を見てもう会うことは無いだろうと悟ったからだ。
手に入ることのない相手に誰が嬉しくてお金を払って呑みに来るのだろう。
せめて彼氏が居るで終わらせておけば良かったと。
そんなことが頭を駆け巡っていた。
もしこれで純に会えなくなっても結局の所こんなものだと思って次からは二度と誰の前でも結婚しているだなんて口に出さないとこの日決めた。
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