【本文】溺れる月｜4ページ - 小説投稿エブリスタ

あなたが魔法の言葉を囁くと私はすべてを支配されて身動きさえとれないから。きっとこのまま溺れて堕ちて… 海の底へと沈んでしまうけど｡それでも構わない｡私をもっともっともっと｡海の底へと導いて欲しい｡もう後戻り出来ない程に｡そしてあなたにも…｡私のことを忘れられないくらいにその身体に刻み込んで欲しいの｡

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