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それからは彼氏は居るかとかキャバクラに来るようになったきっかけを話したり他愛ない話をしていた。
春香の名前が呼ばれて、春香は御礼を言うと席を立とうとした。
「何処行くん?」
と純に呼び止められた。
純はかなり呑んでいて指名すると言うことはノリで言っていると思っていた春香は
「呼ばれちゃったので。」
と言った。
「指名になってないん?」
「本当に指名してもらっていいんですか?」
「いいよ!!むしろ、居ってくれ!!あんまり女の子変わるん好きちゃうねん。」
「そうなんですか?じゃあ此処に居させてもらいますね。ありがとうございます。」
春香は手を挙げて、ボーイに指名されたと言う合図をした。
それがすべての始まり。
偶然じゃなくて必然なのだと今はそう思える程に
春香は恋に堕ちていった。
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