プロローグ

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放課後の正門前、そこには二人生徒がいた。 一人は何処にでもいる普通の男子生徒、ここでは仮にAと呼ぶことにしよう。 もう一人は華奢な体格で中性的な顔をしている。 (今月になって男からの告白が五回目か……たく、いい加減他校の連中も俺が男だって気付いてくれよな……) そういって小さくため息をはく少年の名は高崎アキラ。そう、彼は正真正銘の男子なのだがその容姿のため他校の男子からの告白が絶えなかったのだ。
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