0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
─────プロローグ─────
世界は光と闇に分けられていた
光は人々に希望と幸福を与えてきた
闇は世に破壊と混沌をもたらしていた
二つの存在は均等に世界に影響していた
その二つの存在が崩れる時
"本当の世界の破滅"は訪れる・・・・
かつて大昔光の神と闇の神は存在していた
その二つの存在は世界のすべてを創りあげた
やがて二つの存在は対立しはじめた
それはやがて光と闇による大戦争へと変わっていった
戦争は随分長く続いた
その戦争は人々に多大な被害をもたらした
そして沢山の死者をだした
ある国にまだ若い"王"がいた
その"王"は光と闇の長い長い戦争にしびれを切らし自ら戦争を食い止めに一人戦火の中へ飛び込んでいった
人々を守る為
国を守る為
友を守る為
"王"がいなくなり七つの月日が流れた
戦争は終わった
永遠に続くと思われていた戦争は終焉の時を迎えた
それはあの"王"のおかげなのか
結末を知るものは誰一人としていなかった
ただ一つ言えるのは"王"はその身を投げ出してまでも世界を守ろうとしたということだ
この話がやがて伝説として人々に語り継がれる頃この物語は始まる・・・・・・───────
最初のコメントを投稿しよう!