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俺は素早く男の胸倉を掴み、叫んだ。
「貴様!!!いきなり殴るとは何事か!!!!」
俺はいきなりの出来事に冷静さを失い、男の目を鋭く睨みつけた。
影の男「ふん」
そういうと男は素早く俺の腕を掴み、激しく振り解いた。
ギィナ「てめぇ!!!」
さっきまで床でのびていたギィナが不意に男に殴りかかった、その時、
ギラン「はいはぃ、喧嘩はおしまい」
と長官がギィナに軽くラリアットをかました。
ギィナは宙返りするように倒れ、後頭部を強打した。
ギィナ「痛えぇ!!!」
そう叫ぶとまた床でもがき苦しみだした。
長官はそんなギィナをよそに喋りだした。
ギラン「紹介しよう。コイツは今日からお前達と同じ隊に配属なったリン・オウ君だ。」
一瞬、部屋に"は?"という空気が流れた。
そしてすかさず苦し紛れにギィナが反論。
ギィナ「ふざけんなょ!!なんでこんな奴と一緒に行動しなきゃなんねぇんだょ!!」
それにリンが"こんな奴"という言葉に反応したのか、ギィナを睨みつけ反論。
リン「貴様のようなザコには興味ない。俺が興味あるのは・・・・・王子様、貴方だ」
リンはこちらを指差すとニヤリと静かに笑った。
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