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公園についてからも岡村ナギサの鋭い目線は変わらなかった。
これ以上隠せない、ならむしろあるがままに伝えてやる、
ヤケクソみたいに開き直ってホントのことを語ることにした。
「あのさ、もう正直に言うけど…さっきみたのがオレのバイトなんだ。」
「何?ホストてこと?」
「…いや」
「ホストじゃくて援交みたいなもん、体を売って金を稼いでんだ」
「な…な…何それ!?犯罪でしょ!?
信じられない?
なんで?」
「言ったてわかんないよ、とにかく金が必要なんだよ」
「…最低」
最低なんてとっくに知ってる。
むしろその言葉が心地よく聞こえた。
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