found

7/7
前へ
/30ページ
次へ
「とにかく学校には内緒にしててくれないかな?高校だけは出ときたいんだ」 「イヤ、無理。私の性格知ってるでしょ?」 -予想通りの返答- こいつ絶対彼氏いないだろうな……待てよ、彼氏か…。 名案が思い浮かんだ。 「あのさ、岡村て彼氏いるの?」 「は?何よ急に!?なんで?」 「彼氏ほしいだろ? オレの仕事仲間で彼女いない人いるから紹介してあげるよ」 そう言い終えた瞬間、強烈なビンタが飛んできた 「痛って!!」 「バガにしてるの!?だいたいアンタの仕事仲間てアンタと同じ援交やってるんでしょ!!」 あまりの正論に我にかえり、その場は去ることにした。 「…ゴメン」 彼女は無言だった。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加