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ふと、窓側の一番後ろの席で、ケータィをいじっている男の子に目がいった。
高校1年生とは思えない髪の色にだらしなく着崩した制服。
瑞乃は、
「あの人、怖いね…💦💦
近づきたくないや💧💧」
そう言っていたけど、
私はなぜか、
日の光を受けてキラキラと輝くあなたに引かれてた。
ボーっとあなたを見つめてた時、
あなたが急にこっちをみて、
「何見てんの?」
そう言った。
「別に…」
これが、私とあなたが初めて交わした言葉。
そして…
私とあなたの出逢い。
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