~初めての~

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私は助手席を覗いた 楢崎さんは後部座席を 見つけれない 「そっちあった?」 反対側のドアから 私も後部座席へ 向かい合わせた顔は カラオケボックスとは 比べものにならない程近く 楢崎「ないよ。…ホントにカサカサやん」 彼の優しい指先が 私の唇を沿い 二人の目が合う 「潤して」 思わず出た言葉 軽くチュッと音がした 「もっと」 「もっと」 彼の舌が絡んできた 禁断の幕開け
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