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『ほらほらッ。なにサボってんのよ‼早く手動かしなさいッ』
『なにを言いますか部長。
僕はいつでも真剣に作業に励んでおります。』
ここは通称新聞部。
『じゃぁ美咲の手にあるそれはなによ』
『みてわかりませぬか。
新聞部作りのための大事な資料ですよ。』
『嘘だ‼‼‼』
またこの人はひぐ○しなんて古いネタ使って…
ちなみに美咲こと吉野美咲が手にしてるのは(純愛俺メモリアル)とかかれた、いかにも怪しい漫画。いや、あえて同人誌と言うべきか。
『ど…どこでそんなもの‼
というか、あんたはどんな記事を書くつもりよぉ‼』
はぁ。なんと騒々しい。
しかし微笑ましい。
俺の目の前でさっきからなにやら言い合いをしてる二人は同じ部活仲間だ。
部長こと 神田茅花 (カンダツバナ)は…うむ。ツンデレの象徴だなこれはもう。
もう一人、
先ほど紹介した吉野美咲(ヨシノミサキ)は腐りきっている。簡潔に言うと腐女子だ。
そしてそんな二人を暖かく見守っている俺は 神山聖(カミヤマヒジリ)。美少女大好きッハーレム大好きッ♥
みんなに愛されていr
バゴッッッッッッ
痛々しい音とともに激しい痛みが俺の後頭部に走った。
『なぁにいってんのよ変態。
誰がお前なんか愛すかッ。』
『あ…あ…親にも殴られたことないのn』
バゴッッッッ
激痛再び。
今俺を殴ったツインテールの美少女は小栗花音(オグリカノ)
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