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《オラッ!》
そんな罵声とともにレンは他の囚人に虐めを受けていた
《あー…何だこの手紙はよ?》
レンの懐から落ちた手紙を取られた。
「返せよ!!」
《誰に向かって口きいてんだよ!あぁッ!》
さらに殴られる
バンッ!!
〈何をしているんだ貴様ら!〉
リンの父親が凄い剣幕で怒鳴り声をあげた
〈何だ?それは!〉
他の囚人が持っていた手紙を奪いとり,手紙の内容を見た瞬間
レンに殴りかかってきた父親…
〈お前か!!お前のせいでリンは死んだんだぞ!〉
「えっ…?」
レンは自分の耳を疑った
〈こいつのせいで…おい,はやくこいつを処刑してしまえ!!〉
怒りで上手く話せない父親
レンは有無言わさず連れていかれた。
〈…死んだ娘の罪を償って貰うぞ!〉
レンをおもいっきり蹴飛ばしそう吐き捨てた。
「ごめん,リン」
-どうせ死ぬならリンにもう一度会いたかった
そう願うが直後にレンは処刑されてしまった
「さようなら,リン」
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