甲子園に感化され

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~バッティングセンターにて~ ヒュンッ カキーン! 「何よ、案外簡単なものね。神原、あなた打ってみなさい」 「うむ、任せておけ」 ヒュンッ グヮラゴヮガキーン! 「ははっ、楽勝だな!ほら、次は阿良々木先輩だぞ」 「あ、あぁ……」 ヒュンッ スカッ 「…………」 「…………」 ヒュンッ スカッ 「……阿良々木くん見損なったわ」 「正直、私も幻滅だ」 「僕は140キロをなんの苦労も無く打ってるお前たちに驚きだよ!何だ?肉体的ダメージの後は精神的ダメージか!ああそうだよ!僕は女子高生が打てる球も打てないロリコンでシスコンの変態野郎ですよ!」 「急に自虐的になったぞ」 「他人の振りをしましょう。こんなゴミと関係があると思われたくないわ」 「なぁ、最近僕の扱い酷くないか?ねえ、酷くない?」 ・
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