霞編 1

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僕は逃げた。 訳の分からない不思議な恐怖心によって。 普通に考えれば、2歳くらいの子供と、大の大人との追いかけっこだ、直ぐに子供の負けになるはずだった。 しかし、何故だか僕の走る速度は追ってに追いつかれるどころか、どんどん差が開いていった。 グスタフ「クソッ! あのガキ脚に魔力付加してやがる。 あの年でありえねぇ事だがな。」 これが僕の闘いの序章だった。
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