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息をきらしながら
研究所に飛び込んできた
のは、カスミ。
そう、俺の初恋の女(ヒト)。
カスミは
ナナメ上でくくっていた
髪を下ろし、
肩につくかつかないか
くらいの長さまで
髪を伸ばしていた。
相変わらず
短パンにスニーカー。
さすがに
上には上着を着ているが。
カスミ「…サトシ、久しぶり。」
サトシ「ぉ、おう!」
なぜか
言葉が思い浮かばない。
‥…まだ、俺はアイツのことが、
好き、なんだろうか?
一度は諦めた。
それぞれの夢を
追いかけるために。
でも、…
今なら、許されるのだろうか、
この思い。
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