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元気の良い店員さんに案内され、俺達は座敷に通された…
「お飲み物はどうしましょうか?」
「とりあえず生で?いいよね?」
待てーぃ!!
オタメンお前バカか?
俺車やろ?この子未成年やろがぃ!!
つっこもうとした刹那、あんくんは口を開いた…
「オタメン君、それは違うよ。」
おぉ。あんくん!そうだ!言うたれや!!
「俺、カシスオレンジやし…」
そっちかぁ~ぃ!!
つか、女子か!?
「あ、とりあえずみんな好きなん頼んでいこか?」
とりあえず、俺は烏龍茶。
意外な事に、あずさ、亀子も烏龍茶で、アルコール入っちゃったのは、あんくん、オタメン、馬子の3名だった。
ちなみに、馬子は熱燗…
渋すぎる…
つか、飲まない人が半分もいるのに、何故に居酒屋?
そんな疑問を残しつつ、飲み会?らしき集いがスタートした…
最初はよそよそしく、飲んでいたあんくんも、カシスオレンジ→カルアミルク→カシスグレープと、アルコールを摂取していくうちに、だいぶ喋る様になっていた。
つか、あんくんの狙いはあずさなのか、途中席替えをしてから、ガッチリ隣をキープしていた。
で…なぜ俺は亀子の相手をしなければならない?
亀子の相手をするには、多少酒の力が必要だぞコノヤロー!
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