夏歩編 後半戦

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初対面な男から、突っ込まれた夏歩は… 「流石関西人だな。そんな突っ込みを待っていたのだよ。」 と、勝ち誇ったかの様に腕を組む夏歩。 「なんや、変わった子やな?」 と、苦笑いなバイト君。 「んじゃ、ハッピーターン戻して来いよ?流石にそんなにハッピーターンいらんやろ?そもそもハッピーターンはたまに食べるから上手いだろ?」 「何を言う。たまに食べたら美味しいなら、毎日食べても美味しいに決まってるジャマイカ。ま、こんなにはいらんけどね。」 そう言いながら、素直にハッピーターンを棚に戻しに行く夏歩。 つか、なんの為にハッピーターンをあんなに持ってきたのか? 結局戻すなら二度手間かと… 「つかジャマイカ?なんのはなしやねん…」 そんな言葉をこぼしつつ、バイト君も仕事に戻って行ったのだった。 その後、普通にお菓子やら飲み物を選び、何故か鯖缶(味噌味)を2つカゴに入れる夏歩。 「なんで鯖缶?」 「明日の昼飯にしようジャマイカ。」 なんと安上がりなやつ。 そんなこんなで、レジにて計算している時だった… 近くで…なんか聞き覚えのある声が耳に届いたのだった… 「悟空キター!」
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