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根拠無き自信を満々に見せつけ、夏歩はガチャポンに硬貨を投入し…
神が降臨した。
ガチャガチャ……
ポン♪
………。
今のは痛かった…
痛かったぞぉぉぉ!!
俺の頭の中でこんな台詞が聞こえてきた…
夏歩は呆然と立ち尽くしていた。
フリーザー…
4体もいたら、流石の超サイヤ人も形無しである。
怒りを通りこし、ショックを受けている夏歩。
そんな夏歩に俺は、優しく肩を叩き…
「ドンマイ♪」
って、眩しいくらいの笑顔で投げ掛けたのだった。
「あ、あと…何体出てこれば気が済むんだ?兄貴じゃないんだから…」
と、ボソボソと独り言を呟く涙目な夏歩。
つか、兄貴?
なんの話だよ…
ん?
兄貴…
兄貴…
「クウラの事かぁ!?」
と、クリリンの事かぁ!?ばりのテンションで突っ込みを入れるも…
「クウラじゃないし、メタルクウラだし、崖の上に現れたメタルクウラの数は流石のベシータもおしっこチビったし…解ってないなお前は…」
夏歩…頼む…
落ち込んでるのはわかるが、言葉にメリハリをつけないか?
そこまで棒読みにならんでもいいやん…
つか、そんなにコンプしたかったのかよ。
「解った、俺が出してやるよ!待っとけ!」
夏歩のテンションを上げようと、ガチャポンに硬貨を投入し、勢い良く回したのだが…
本当に神が降臨したのは、この瞬間だったと言える…
「あれ?出て来ない…」
まさかの品切れorz
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