夏歩編~最終章~

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確かに… 夏歩の言う通り、最近食生活が乱れている。 俺も例外ではない。 夏歩の母からおくられて来た食材(主に肉)を食べ尽くし、ジュースにお菓子の間食…太る要因がありありであった。 「そんな訳で泰平!今からスーパー銭湯に行こうジャマイカ!」 で…何故にそうなる? つか、めんどくさい… 「何で銭湯?シャワーならうちで浴びろよ。覗いたりせんし…」 そう言いながら、タバコをくわえゴロリと寝転がる俺。 ぶっちゃけ、起きたばっかで動く気がしない。 そんな俺に対して夏歩は… 「バカヤロー!あたしはそんな子に育てた覚えはないぞ!?どうしたんだ泰平ぇ!!どうしゃったんだよぉ!?」 夏歩魂の叫びw いやいや、お前がどうしちゃったんだよ? つか、夏歩に育てられた記憶はないんだが… 「んじゃ、銭湯に行く理由を述べよ…妥当な解答なら銭湯に付き合ってやろう。」 「ふんっ…ノリが悪いな…だが、まぁいいだろう!泰平を納得させ、銭湯にてサウナ三昧で体重を落としてやろうジャマイカ!………………じゃあ泰平が納得する様な説明なんだが………まず…」 え?ちょい待て! 今のって独り言やったん? 完全に理由言ったやん。 サウナ三昧とか… 私利私欲ですみたいな? もしや…これ、突っ込むところ?
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