夏歩編~最終章~

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しょうがなく大人チケットを2枚購入し、鞄から夏歩にタオルを2枚手渡した。 「お?泰平タオル持参とは、中々エコジャマイカ。」 タオル代以外と勿体無いしな… 「まぁ、家に大量にあるし。んじゃ…何分後ぐらいに出る?」 「ふむ。そうだな…」 しばらく腕組みしつつ、瞑想する夏歩。 つか、そんなに悩む事? 「そうだな。1時間後ぐらいにしようジャマイカ。」 1時間か…長いな… でも、女ならそれくらいかかるのか? サウナ目当てやし… 「オッケー。んじゃ、1時間後に…」 「泰平、覗くなよ?石鹸貸して~とか無しだからな?」 己は昭和かっ!? 横丁の風呂屋ちゃうっちゅうねん! 最近のスーパー銭湯は、天井付近が開いてるとかないから。 「古いなお前…」 「そんじゃ後で!」 スルーかよ!? そんなこんなで、お互い風呂に… 体や髪を洗い、サウナに軽く入ったり、坪湯や露天風呂を巡ったが… 経過時間は30分程度… マジのぼせる。 1時間は無理だと判断し、速攻で風呂を出たのであった…
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