夏歩編~最終章~

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風呂を出て、着替えた俺は休憩ルームに移動し、スポーツドリンクを購入。 タバコを吸いつつ、テレビを見る事30分近く… 「待たせたな!」 と、かっこつけながら登場した夏歩。 その台詞は… もしやピッコロさん? 頭にタオル巻いてて、ピッコロのターバンみたいになっとるし… 「その頭のタオル何キロあるん?つか、精神と時の部屋はどうやった?」 (注)精神と時の部屋=サウナ(笑) と、探りながらもネタフリしてみると… 「ターバン?10キロぐらいだ。地面にめり込むからな(笑)つか、サウナに魔神ブウいたぞ!まぁ負けなかったがな!」 魔神ブウって、ふくよかな体型なおば様の事を言っているのだろうか? つか、ドラゴンボール好きだな…お互い(笑) それにしても、きっかり1時間ガンバルとは…予想外だった。 「さ、飯食いに行こうぜ!何食って帰る?」 「ちょっと待てよ!お前だけスポーツドリンクとかずるいジャマイカ!」 そう言いながら、手のひらを差し出す夏歩。 そうか、財布持ってきてなかったんだ… 「つか、飯食う時に頼んだらいいやん。近場で済ませるし…」 「じゃあ泰平は、バーミヤンで飲み物頼まないんだな?」 つか、いつバーミヤンに行くと決まった? 「水あるし、頼まないよ…」 「む…泰平だけスポーツドリンクとミネラルウォーターを飲むとかずるいジャマイカ!あたしも今ここでコーヒー牛乳飲みたい!!飲みたい!飲みたい!」 めんどくせぇ… お前はガキか? いや、クソガキだな…
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