夏歩編~最終章~

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最初はあんくんの存在に、夏歩がどうでるかと思ったのだが… とんだ心配であった。 夏歩もパンツ事件の事を忘れたい過去だったのだろう… 特に何事もなく、あんくんとドラゴンボールについてアツく語っている。 「だいたい、超サイヤ人が増えすぎだと思うのだが、あん吉はどう思うのだ?」 「え?あん吉って……?」 「お?あん吉じゃマズかったのか?お兄さんがそう呼んでいたから、ニックネームだと思っていたが、主様のがいいか?」 つか、年上やしあん吉はダメだろ普通… 俺でもある意味あん吉とは呼べないんだが… そう思っていると… 「ま、どっちでもいいんやけどね。」 と、いつもの台詞を口にしていたあんくん。 つか、いいんかぃ!? ニックネームならあんくんがあるやん! と、心のなかで軽く突っ込んでいる俺がいた。 「つか、あんくんテンション高いやん。良い事でもあった?」 ドラゴンボールな話題を避け、あんくんに話をふると… 「超サイヤ人なら、トランクスがバチカッコイイんやけどね!なっちゃんは、誰がいいん?」 つか、俺の質問も夏歩の質問にも答えれてねぇから!? 超サイヤ人が多すぎるって話題じゃなかった? ニックネームの話題挟んで忘れちゃったのか? 「あたしは、ブロリー様だな!伝説だし!つか、伝説だもん!」 って、お前も答えちゃったよ!超サイヤ人多すぎる話題もういいんかぃ!? つか、もういいよ。 2人でドラゴンボールで盛り上がってくれたまえ。
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