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そこへ、あんくんが登場。
「亀ちゃん、なっちゃん達飯食ってきたらしいし、ある程度作ったら、冷凍して外に食いに行こうか?」
な、なんとっ!?
KでYな男と有名なあんくんが!?
まさかの空気を読んだ!
これは、紛れもない進歩!
つか、進化に近い出来事であ~る!!
「そうやな。そうしよっか♪そんじゃ冷凍しといて今後の保存食にしとき。」
と、亀子。
な、なんて良い奴なんだ。
そんな奇跡的な出来事から、胃もたれせずに、バイトに行ける事になった俺。
あんくん達は、ジップロックに食材を詰め込み、寿司屋に行くか、焼肉屋に行くかでもめながら、部屋を後にしたのだった。
あとは、片付けさえしてくれていれば、文句無しだったんだけどな…
そんな事を思いながらも、洗い物をしている間に夏歩は夢の中へと入っていた。
洗い物が終わり、無造作に眠る夏歩の隣で布団を被せ、一服しながらゴロゴロとしている間に、 バイトの時間になっていた。
ゆったりとした時間は、思ったより早く時を刻んでいた。
こんだけ長く居ると、別れが寂しくなったりするのかな?
そんな事を思いながら、寝ている夏歩を起こさぬ様にバイトに出掛けたのであった。
夏歩九州帰還まで…
後、一泊二日。
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