歪みの国パロ(完結)

2/24
前へ
/69ページ
次へ
お帰り…僕らのアリス…。         …さぁ、シロウサギを追いかけよう。       放課後の図書室…夕日が傾き始め日中と違う不思議な空間が、生まれていた…。   『うん…。ここは、確か…獄寺君達と…。』 「…起きたかい?」   『!!!!』   「? 」   『雲雀さん!!どうして!?』   「僕は、雲雀じゃないよ?僕は、チェシャ猫だよ?」   『チェシャ猫?』   「さぁ、アリスシロウサギを追いかけよう」   『えっ…アリス?シロウサギって…?』   「さぁ、アリス行こう」   『ちょっと、待って下さい!!俺は、アリスじゃなんか…。ってか、俺男ですよ!?』   「さぁ…行くよ。」   『だからですね!!俺はアリスじゃないんです!!』   「何?」   『いえ……。』 (ちらっと、トンファーが見えてるのは…気のせいだよね…)   「じゃ行くよ、アリス」   『……はい。』   こうして、シロウサギを追って図書室を出た…。 しかし、廊下には誰も居なく永遠に廊下が連なっていた…。   『ど、どうなってんのー!?ってか、なんなんだ…廊下がこんなに長かったっけ…?』   「なにしてるの。行くよ?」   『あっ、はい…。』   スタスタスタスタ…。  スタスタスタスタスタスタスタスタ。   どれだけ歩いただろうか? いくら歩いても、先が見えない…。 さっきから、二人の足音以外何も聞こえない……。   『あの…。チェシャ猫さん…。』   「…なんだいアリス?」   『あ、あの…俺達が追いかけているシロウサギってなにですか?』   「シロウサギ…。これだよ…。」   学ランのポケットから一枚の写真を出して見せてくれた。   『これがシロウサギですか…?』   「…そうだよ。」   『………えぇー!!』   写真には、兎の着ぐるみを着たリボーンが写っていた。   「…煩いよアリス。」   『あっ、すみません…。』   「…何?アリス知ってるの?」   『いや…(どう見たってリボーンだよ!!)』   「あっそ。…ほら、アリス着いたよ。」   『えっ?なんですか…これ…?』     アリスが見た物とは…。 次回に続く🎵🎵  
/69ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加